ペニーオークションのデメリット

ペニーオークションのデメリット

従来のネットオークションとは異なる、新感覚オークションとして登場した「ペニーオークション」、最近では日本でも急激にサイトが増加しています。インターネットを頻繁に利用されている方なら、サービス自体を利用したことがなくても何度か目にしたことがあるでしょう。

 

ペニーオークションの広告やバナーをみてみればわかるでしょうが、多くのペニーオークションサイトでは、従来のネットオークションでは考えられないほどの落札価格を提示しています。「1円から落札可能」、「99%OFF」などの文字が羅列されているのを見ると、「そんな上手い話があるわけがない」と、ちょっと警戒してしまいますね。

 

ただ、実際にペニーオークションのサイトを見てみると、本当に激安価格で商品が落札されていることに驚愕するでしょう。例えば、10,000円する商品が1000円未満で落札されていることも少なくありませんし、1円、99%OFFでの落札も可能性がないわけではありません。

 

いったいどういうカラクリなのか、と思うでしょう。ペニーオークションは、いわば多人数参加型のギャンブルなのです。

 

入札には、1回ごとに手数料がかかります。また、一度の入札であがる価格が決まっており、サイトによって違いますが、だいたい10円?50円程度です。

 

つまり入札回数が多ければ多いほど価格はあがり、手数料による運営者側の利益も増える、ということです。このシステムにより、落札者は非常に安い価格で商品を入手できるわけです。

 

逆にいえば、ペニーオークションのデメリットはここにあります。入札に参加しても、落札できなければ手数料分、損をしてしまうのです。

 

ギャンブルと前述した理由はこれです。他にもペニーオークションのデメリットをあげてみると、人気商品は参加者が多く価格が上がりやすいこと、初心者と経験者では落札できる確率に差がでることです。

 

また、悪質なサイトだと、入札者にサクラを仕込むこともあるようです。ペニーオークションのデメリットはキチンと把握しておきましょう。


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